尼来峠 横谷(572.96m) 市境三角点 若丹国境を歩く あやべ 里山散策 四つ尾山の四季
郡是の女工さんも通った道という念願の尼来峠にやっと到着しました。5月に下見に来て新しくついた古和木林道を尼公橋に駐車し、徒歩でかなり上まで歩いて、昔の尼来峠ル−トを探しましたが見つからず、やまあそ様の掲示板に投稿したところ、ふじもと様が早速ル−ト解明に乗り出していただき、古和木林道−尼来峠−横谷−尼公峠−尼公橋まで縦走された要点を知らせていただきました。 所用と梅雨が重なり、今日の梅雨の中休みで、尼来峠−横谷を往復しました。古和木川は梅雨で増水し裸足で渡河、ツヅラ折れの山道を登ったあと、伐採地に出て植林のきわを上がり、トラテ−プがあるのに行きづまり、しばらく探して道を見つけ旧道に出ました。峠には、お地蔵さんと、胡麻峠−三国岳にもあった山歩仲間の若丹国境縦走路の標識、小畑 登氏の文章がありました。 「この峠は丹波の奥上林と若狭の納田終をつなぎ、古くは花形的中心をなす重要な峠であった。女工哀史の野麦峠は有名であるが、この峠も大正から昭和初期にかけて、綾部の郡是製糸に向かって若狭の女工さんが越えた。郵便屋や若狭の魚屋も通った。連綿と人々が往き来したこの峠も、時代の変遷でこのように荒廃し、雑草の中に取り残された童顔のお地蔵さんを見るとき、やりきれない寂しさを感じる。京都・小畑 登」 綾部の最北東端である市境三角点:横谷までは、山歩仲間の標識や赤・青・トラテ−プがあり、まずまずの縦走路でした。尼公峠に回った方が近かったのですが、小脇谷登頂の予定と尼公谷の渡河が多いそうで増水のことを考え引き返しました。 ところが、帰り道で3回も支尾根に入り込んでしまい往生しました。青テ−プの誘いで脱線したのが原因です。 |
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梅雨の降雨で増水 | 峠口の赤・トラテ−プ | 川をわたるのリボン | 靴を脱いでわたる |
川向かいの峠道 | ツヅラ折れに山道が続く | 500m標識 左:尾根 右:峠 | 尼来峠到着 |
峠のお地蔵さん | 頭巾山4h 藪こぎ難路、熟練向 | 京都・小畑 登氏の文章 | 名田庄、納田終へ |
分岐 尼公坂2.5h 三国岳9h | 雑木の美しい尾根縦走路 | 苔生した境界柱 | 頭巾山? |
福井県の山々展望 | 府県境標識 | 独標 尼公峠1.5h 尼来峠40m | 急坂分岐 尼公峠1.45h |
迫沼谷・片又谷乗越:未踏査 | 横谷573m | 横谷山 尼公峠45m 尼来峠1.45h | 点名:横谷 |
GPS計のル−トログ
@古和木林道の河原にユンボが降りている所に駐車し、
上流20m程を渡河。
A伐採地に沿って上がり行き詰まる。
B北に少し行きすぎ戻る。横谷山は西に登りすぐの所。
C戻りに青テ−プにつられ、迫沼谷方向支尾根に逸脱。
Dここも同じく東南へ逸脱。
Eここも同じく北西へ逸脱。