大栗(681.38m)  市境三角点     あやべ 里山散策  四つ尾山の四季

 お盆休みの終わりの16日の好天気に、孫達は福井勝山の恐竜博物館へ出掛けたのを見送り、上林に車を走らした。林道を走る予定で、息子の4WDを借りた。葛霊本神社を過ぎ、浅原公会堂の前でGPSを入れ、地図を出し林道の入り口を探そうとしていると、川の農道から軽トラが上がってきたので、止まってもらい尋ねた。
 ついて来いということで、前回下調査で間違えたペット犬を飼育している所のご主人であった。以前猟師をされていたとかで、大栗峠(和知町の上栗野集落に通じる?)は、この先のトチの古木のある方だが現在は、車があるので行く事がないとの話であった。車は二俣分岐に置いた方が無難とのことであった。
 今回は、GPSに登山コ−ス設定をしてきたので、二俣分岐まで行った見たがやはり違う。引き返し再度、地図を見せて尋ねると、府道まで戻り違う谷ではないかとの事であった。
 GPSを見ながらすぐそばの川向こうの測道へ入ると、コ−スに思えて駐車した。家の人がおられたので駐車の断りと、大栗へ行く林道かと尋ねたが知らないとのことであった。 ともかく行ってみます、とのことで別れ準備をして歩き始めた。左に登る細い測道もあったが、真っ直ぐの道は、夏草が繁り道も荒れ、傾斜もかなりで車が通れないような状況であった。 これが地図の林道とは信じられず足を進めると、立派な林道に変身した。車の走行も充分に可能である。ただ、水溜まり、深く抉れた所、落石などもあり、4WDで奥まで入って楽をする予定が外れたが、入り口に車を置いて歩いたのは、結果的に正解であった。
 ミンミン蝉の蝉時雨の中を、光と影の交差する林道を歩き、大変な崖崩れの横を過ぎると林道終点であった。GPSでは、終点手前の支尾根にコ−ス設定したが、終点に丸太橋があり、左の踏み跡を上がった。葛籠おれで林道終点に続く谷を遡上することになり、谷向かいに山道を見つけたので、谷を渡り移動した。葛籠おれで登り、藪混じりの支尾根に出て進み、少し迂回して主稜に出た。主稜の市境尾根は、良く通っており、△大栗に辿り着いた。
 帰りは登山コ−スを引き返し、谷を渡ったところを直進すると、がれ道もあったが、倒木のため見つけることが出来なかった、林道終点の丸太橋の谷上に出られた。
ペット犬を飼育されているお宅 手前の橋を左に 小道と下に続く道がある
草ぼうぼうの抉られた山道 少し入ると立派な林道に 川筋に滝も
唐松草 ヨウシュヤマゴボウ これは実か?
光と影の交差する林道 落石もあり 路肩も崩れて
巨大な崩落ケ所
支尾根の藪道 主尾根は通っている 三角点名:大栗 山頂は雑木林
下りのガレ場 林道終点の滝 林道終点丸太橋、倒木の裏に山道
林道で半分登り、谷沿いから、つづら折れの山道と支尾根、主尾根歩きで山頂に到着。