鳩ケ峰 川上(574.31m) 管の坂 下調べ報告  市境三角点    あやべ 里山散策  四つ尾山の四季

 曇りのち晴れの天気予報だが、空が暗くなったといわれながら、「尼公峠、△小脇谷」登頂の予定で家を出る。
 上林への広域農道、府道沿いに咲く合歓を愛でながら車を走らす。
奥上林に入ると道路が、大雨が降ったのか、びっしょりと濡れている。
 尼公峠は、沢渡りが多いので困ったと思い、天候も今ひとつ山にもガスがまだ掛かっている状態なので仕方なく、代替え予定の「鳩ケ峰、管の坂峠」の下調査に切り替える。
 古和木の山口神社は祭礼なのか幟が立っている。その前の古和木谷川林道に車を進める。普通乗用車なので、転回場所の確認のため車を駐車し、歩くことにする。
 しまった!ふじもと様から、メ−ルと掲示板でこの登山ル−トについての要点を地図つきでいただき、しっかりプリントしたのに、パソコンの横に忘れてきている。内容は数回読んで覚えているのでと思い歩き出す。
 古和木谷川ぞいにかなり歩くと、車の回転と駐車可能場所があり、記録する。さらに進むと、連続したコンクリ−ト橋が2つ並び、芦谷川の分岐である。先に本流の方を調べることとする。
 綺麗な谷川沿いに合歓の花が咲き最高の気分に浸る。回り込んで最後の橋を渡ると、倒木だらけの山道になった。これが「管の坂」峠道か?倒木を潜り抜けたり、回り込んだり、乗り越えたりして進む。
 左図のp鳩古点で、余りにも小さな倒木の穴にぶつかり引き返す。帰ってから、ふじもと様からのレポを確認すると、目印のトラテ−プは、まだこの先の二又谷にあるとのこと。この倒木を乗り越えられるとは、やはり常人でなく天狗さんかも。
 道中は晴れたり曇ったりで、晴れると尼公峠へ行けたかもと思いながら引き返す。
 芦谷川分岐まで戻り、谷沿いの林道に入る。こちらの林道は車の通行は無理である。すぐに鉄板を敷いた橋がある。少しすすむとかなりの滝が正面に見える。ふじもと様のレポにあったユンボがある。
 ユンボの手前を右に入る林道があるので進む。大石があり直進は僅かで行き止まり、左もすぐに行き止まり左に登れそうな尾根が見える。
 ユンボまで引き返し先に進む。林道造成中か、すぐに小滝のある谷に出てしまう。行き止まり。沢を渡れば沢登りは可能と判断して引き返す。帰路でも立木に巻かれた青テ−プを探したがなかった。
 車に乗り込みスタ−トすると、雨が降り出した。上林温泉のある君王山口では、かなりの降雨状態で、やはり道はずぶ濡れだ。ところが中上林まで来ると晴れていて、合歓が日光に輝いて華々しい。
 帰ってから、ふじもと様のレポを再読し、この沢を渡り進まれてから山に入られ、等高線状に谷の30m上を巻かれ、地図の崩壊地点を急登されたのだと理解した。
 今回の下調査は、肝心のふじもと様のレポ−トを置き忘れたため不十分な調査で終わったが、本番実行の予行練習にはなった。
ちょっとお出かけ状態のぶっつけ本番で、コンパスも持たず登頂されてしまう、ふじもと様に敬意を捧げます。山自体が、道を教えてくれるのかと不思議です。
幟の立った山口神社 古和木谷川沿いに 堰堤が見える 谷沿いに林道が続く
石橋が2つ芦谷川分岐 道の真ん中に花 合歓の花があちこちに咲く
古和木谷川林道最後の石橋 倒木で一杯の林道 ボス蛙のお出まし この穴!ここで引き返す
芦谷川の滝 右手を登ると大石が ユンボがある 造成中の林道終点