はじめに

 この「丹の国・綾部」 弥仙山・大本編 HP版を、
「丹の国」の生みの親:綾部青年会議所 第6代理事長・認証10周年実行委員長
 故塩見 清毅氏の御霊前に、
氏が、ふるさとあやべに対して限りなく燃やされた
情熱と先見性と業績を偲びながら捧げます。
                      綾部青年会議所 第14代理事長・
                      認証15周年実行委員長 鍋師 有

 この「丹の国・綾部」の第5話「民衆の宗教・大本」を、ホ−ムペ−ジ版(非公開)に再録しようと思い立ったのは、
 弥仙山山頂元旦初日の出平和祈願・寺山会場との平和メッセ−ジ交換平和メイルの両会場同時発信の企画に際して、
 「NEXT」「iネット・あやべ」に、
 弥仙山は、大本の聖地、開祖:出口直刀自様のお水垢離修養の場であると紹介したのに対して、
大本・出口真人様からに寄せられた、このメ−ルに書かれた「弥仙山岩戸開き百周年」のお知らせでした。
 今一度しっかり弥仙山と大本さんの関わりを学び直すべく、この冊子「丹の国・綾部」のペ−ジを開きました。

 昨年、私事の縁から、「弥仙山の四季」という、素晴らしいホ−ムペ−ジを知りました。
丁度、「(財)永井財団」の企画委員の一人として、応募者を求めていたところでもあり、お勧めしたところ、
「弥仙山の里」の里づくりに取り組むグル−プ「がんばる於与岐」で応募いただくこととなり、私が推薦人にならせていただきました。

 永井奨励賞には準備する時間がないほどの、慌ただしい応募となり、今回は今一歩及びませんでしたが、弥仙山の里の方々は、応募したこと自体に大変な意義を感じられ、直ちに、「元旦日の出弥仙山登頂」の計画が決まり、「キツネ狩り復活」「どんど焼き」「蓮ケ峰:歴史の街道探訪」など、ふるさとに夢のある活動が次々に進められてきました。

 大本の出口真人さまのメ−ルで知った、高橋 輝君を大本HP「大道場日誌」の中で見かけ、さらに(社)綾部青年会議所の新年会で 「NEXT」代表で出席されているのに出会い、私の会社に訪問いただき、この「丹の国・綾部」を紹介し、HP版が完成したなら、CDに焼いて差し上げる約束をしました。

 その後、大本の阿比留 健次様からもメ−ルで、自分も欲しいの連絡と、市町村広域合併の青年の意見交流会へのお誘い・・自分たち若者の意見を聞いて欲しい・・を頂きました。

 となると、一々CD版を届けるのは、面倒なのと、全部の完成までには、まだまだ手を入れねばならないので、ここに非公開のHPを開設し、URLを知らせることとしました。
このHPはまだ未完成であり、書き換えていきたいと考えています。

 特に、故塩見清毅氏の書かれた、「未来都市の論理「ふるさと」」は、広域市町村の合併について議論百出の今日、綾部の存在を人間調和都市に求め、お筆先にある大本開祖直刀自さまの教えにも沿っていると思われますので、早急にも追加完成させたものです。
現在の私達に大きな示唆を与えてくれるものであると信じます。  ・・・・・未完の記

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○返信投稿:弥仙山〜寺山テスト交信成功 12月31日 出口真人
 鍋師 有さま 綾部ネットの皆さん、こんにちわ。 ・・・眞人です。
いつも、楽しみに皆さまのメールを拝見させて頂いています。

 明朝、癸未元旦の、皆さまの「世界平和への祈り」を 弥仙山・寺山、ともども共有させて頂きたいと存じます。

 さて先日ご案内されていた、貴ホームページを拝見しながら、弥仙山紹介の中で、大本開祖修行についても紹介されていましたので、
大本の信仰にあるものの一人として・・・。

実は、出口なお開祖や出口王仁三郎聖師、出口すみこ二代教主方は、明治35年3月に誕生した出口直日三代教主〔1歳〕をともない、明治36年4月28日に、弥仙山に参拝なさました。

それから明年は丁度100周年を迎えるのです。

その折の「弥仙山参拝」を、大本用語では「弥仙山岩戸開き」と言う表現で、とても神的意義のある事としているのです。

そこで、満100年を迎える明年4月28日には、「弥仙山岩戸開き100周年記念現地参拝団」を、広く全国に呼びかけて、意義ある祭典にしようと計画が進められているところです。

そんな平成15年の元日に、寺山と弥仙山を結んで、世界平和の祈りが発信されると言う事を、とても奇しきお仕組みかな?と、強い関心や、また信仰的感動を持って見守っている自分です。

皆さまの試みが、大成功のうちに、感動的に執り行われる事を、私も心の底から期待し、お祈り申し上げます。

 実はもう一つ、綾部と大本に関わること・・・。ホントは、大本が綾部に関わることは
もう一つや二つじゃないですよネ。〔笑〕

 とりあえず、今話題の弥仙山に関わると言う事で・・・。

 私ども信徒は、朝晩、自宅のご神前で祝詞を奏上します。
 その折〔特に朝の祈り時〕ですが、私たちは「感謝祈願詞〔みやびのことば〕」と言う祝詞を奏上するのです。
その祝詞の一節に
『・・・身に触るる八十〔やそ〕の汚穢〔けがれ〕も、心に思ふ千々〔ちぢ〕の迷ひも、  祓ひに祓ひ退〔やら〕ひに退〔やら〕ひ 須弥山〔みせん〕の神山〔みやま〕の静け  きがごとく、和知川の流れの清きがごとく動く事なく変わる事なく、息長〔おきなが〕  く偉大〔たくましく〕あらしめたまひ・・・・』   とあるのです。

 先だって、和知町の教育長とお話しする機会があった時、綾部の弥仙山の事や、和知川の事は、私どもの祝詞の中に、王仁三郎聖師が挿入してあり、大本の信者さんは、全国また ブラジル等の信者さんを含めて、朝晩、こんな風に祝詞を上げているのですよ!! と話したら、教育長さん、ちっとも知らなかったと、笑っておいででした・・・。

鍋師さんは、ご存知だったかどうか知りませんが,今朝も、亀岡の万祥殿の朝拝で、私もしっかり,そんな祝詞を上げさせて頂いてたところです。

明日の「新年祭」〔午前6時:長生殿及び亀岡万祥殿〕でも,そんな祝詞が、全国から参拝の信者さんと共に上げられる予定です。
どうも皆さん、お目通しありがとうございました。

そして一年間、色々と綾部からの情報発信ありがとうございました。
 それでは、皆々さまにとりまして、明年も素晴らしい一年でありますように・・・!!

○寺山より愛をこめて  1月1日 6:54 四方源太郎 注:携帯電話発信
 今年も聖地綾部から、わたしたち綾部市民から、世界へ愛と平和を発信しましょう。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 四方源太郎

○弥仙山の山頂から、届け平和の祈り! 1月1日 7:07 吉崎
 2003年、明けましておめでとうございます。<BR>

弥仙山の山頂で、ノートパソコにDPカード(モデム)とケイタイをつないで、発信しています。

 綾部市の東に位置する標高664mの弥仙山の里では、今回初めての試みとして、
 ふもとの住民らで、元旦の初日の出を山頂から拝もうと、午前5時30分、登山
 口を出発して、暗い雪道をひたすら山頂目指して歩いた。
 今年こそは、平和で幸せに満ちた暮らしがしたいと願いつつ・・・・。

  山頂に近づくにつれて明るくなり、葉を落とした木々の間から視界も広がった。
 午前6時50分、山頂の温度は、0度、積雪は20cm、清らかな空気に
 つつまれ、眼下に広がる舞鶴港や、どこまでも連なる丹波の山並みが美しい。
 午前7時5分、東の方角より初日の出らしき山の稜線がオレンジに染まって
 いる中で、一行6名は平和の祈りをささげた。

  綾部市では、毎年元旦に寺山山頂で、市長はじめ多くの市民参加のもとで、世界恒
 久平和と地球環境保全の祈願をされています。

  わずか55年前は、舞鶴軍港と綾部市上杉町の上杉無線通信所(防衛庁の施設)
 が軍事機密で、蓮ケ峰から弥仙山に通じる地図は、ほぼ空白だったそうです。
 現在は、インド洋に日本の護衛艦が浮かび、尊い犠牲の上に築かれた「平和」がお
 びやかされています。

  綾部市の東に位置する標高664mの弥仙山は、富士山型をしてそびえ立つ
 優美な姿は、どこからでもよく目立ちます。<BR>

  弥仙山と、寺山を結んだ「平和のカネ」高らかにひびけ全世界に!!
         2003年元旦 弥仙山山頂から発信     吉崎
            http://member.nifty.ne.jp/misensan/

「NEXT」とは:
  綾部に住む若者たちがつくる、ネットワ−ク・グル−プです。次を参照ください。
  月刊地域造り   http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0212/html/rdantai.htm
 綾部ロ−タリ−クラブが、創立45周年記念事業として、「次世代」育成を願って、グル−プづくりに協力しました。
綾部ロ−タアクトクラブの現会員、同OB、OG、綾部青年会議所会員、ふるさと志向メンバ−などで構成。
 当時の綾部ロ−タリ−クラブメンバ−(会長:鍋師 有、45周年実行委員長:藤本 繁。特に、記念事業部の塩見剛佑君が実現に力を注いでくれました。)

「iネット・あやべ」とは
「NEXT」が運営する、メ−リング・ネット。四方源太郎君が管理者。綾部のまちづくりや、環境、自然・・の様々な話題で、フリ−の対話交流が行われている。最近は、市町村合併の問題で、若者の意見交流会を持ち、ネットでも交流が盛ん。
入退会自由。無料。
入会の方法:majordomo@csr.gr.jp に、本文を subscribe ayabe とだけ送る。件名、署名など一切入れないこと。


○「NEXT」高橋 輝君からのメ−ル 2003/01/29
鍋師様・・おはようございます。
・・高橋輝と申します。

昨日は、突然お邪魔したにも関わらず
大本の人型をこころよくしてくださって
誠にありがとうございました。

しかもあのような「丹の国」という本が
僕が生まれた年に!創刊されていたことを知って
すこし感激いたしました。
わざわざお持ちくださり、ありがとうございました。

また弥仙山と寺山情報などございましたら
お知らせください。

○上記メ−ルの返信
NEXT:高橋 輝 さま

綾部青年会議所が10周年事業で編集・発刊した冊子「丹の国・綾
部」と同じ、昭和46年にお生まれとは奇遇ですね。

「弥仙山岩戸開き」百周年のお知らせを、出口真人様からこのメイ
ルでいただき、今一度大本様と弥仙山の関わりを勉強しようと資料
(出口王仁三郎著作集 5巻/大地の母:出口和明 12巻)など
を引っ張り出しましたが膨大な量ですので、後回しにして。
この「丹の国・綾部 第五話−−民衆の宗教・大本」をパソコン入
力しています。

大本と綾部の関係を主体に、大本史が綴られた、31ペ−ジを大体
入力し終わりました。あとルビを入れ、写真をスキャナ−で撮り、
HP風に編集して、CDに焼こうかなと考えています。上手く行く
かどうか? 艮(うしとら) 経綸(しぐみ) などの大本用語の
ルビが、HP標準モ−ドで入らないようです?

 JCル−ム(旧三つ丸3F映画館裏)が類焼して、それまでの資
料が皆無になりました。この 「丹の国・綾部」は、もともと非売
品の限定版でしたので、綾部青年会議所運動の原点であり、綾部市
市民憲章の思考母体
でありながら、若い人の目に触れることが殆ど
ないと思います。

とりあえず大本編だけのCD販ですが、完成すれば差し上げますの
でよろしく。
大本様のHP「大道場日誌」:
http://www.oomoto.or.jp/Japanese/jpDojo/dojotyo/index.html

と「(社)愛善みずほ会: http://www.aizen-mizuho.or.jp/
を、しばしば訪問させていただいています。

 4月28日の「弥仙山岩戸開き」には、100人の大本青年が、本
宮山:月山不二の聖地を行脚で出発され、弥仙山山頂:金峰神社の
祭典に臨まれるとか。高橋様も信仰の道にがんばってください。

○月刊「NEXT」2月号を拝見 2003/01/31
原点に返る。故郷に帰る。日本を替える。
かえる。倶楽部 代表 高橋 輝 さま  

日本を変える・・・変化させる。ですが 日本を替える・・・新し
いものに替えるですね。
大本の「立替え」、「立直し」ですね。

「丹の国・綾部 第5話 民衆の宗教大本」より引用:
−−その筆先のはじめに神は力づよく宣言する。
「三千世界いちどに開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。梅で
開いて松でおさめる神国の世になりたぞよ。
 この世は神がかまわなゆけぬ世であるぞよ。いまは強いものがち
の悪魔ばかりの世であるぞよ。世界は獣の世になりておるぞよ。悪
神に化かされて、まだ眼がさめん暗がりの世になりておるぞよ。
 これでは世はたちてはゆかんから、神が表にあらわれて三千世界
の立替え立直しをいたすぞよ。用意をなされよ。この世はさっぱり
新つにいたしてしまうぞよ。三千世界の大せんたく、大そうじをい
たして、天下泰平に世をおさめて万却末代つづく神国の世にいたす
ぞよ」−−  ・・・新(さら)つに替えるですね。

「今年はNEXT創立5周年!」の「月刊・NEXT」2月号を拝
見しました。
最終ペ−ジの論説:「改革」とは・・・を読んで、
「一新の会」・・府議選をにらんで、現状でいいのかということを
検討しました。・・中略。・・「バカな動き」とも言われたが、動
いたことで、指摘できる権利を手にした。・・・
その通りですね。頑張ってください。

永井奨励賞応募 推薦者のことば
                          (財)永井財団 評議員、企画委員:鍋師 有

 頑張れふるさと於与岐。弥仙山の里がもえている!。
子供達の素晴らしい笑顔。村行事などに取り組む大人達の活気あふれる姿。

 於与岐は、野草が咲き、生物が住み、山河の自然豊かな環境を守る旧東八田村どん奥の地区でありながら、地域の活性化に取り組むさまざまな活動は、過疎化への迷いを振り切り、そこに暮らす人々に希望と夢を育み、あらゆる地域の活動に古里創造へのエネルギ−を高めている。

 弥仙山登山、改心の道遊歩、絵馬、弥仙山ガイド、弥仙山の樹木、石碑、小学生登山、伝承の旅(たけくらべ、天狗の詫び証文、子授け伝説)、弥仙山の祭り、村の地蔵さん、子供地蔵盆、秋祭り、八幡宮夏祭り、鯉のぼり遊泳、区民体育祭、納涼大会、弥仙山会館だより、鐘の所在、ふれあい弥仙山の里、すこやか食堂、地区消防団、大休み、婦人会統合・・・など様々な活動は、地区共同社会の全てに活気を与え、弥仙の炭、トマト水耕栽培、山菜、自然食など、ふるさと産業振興への試みも始まっている。

 弥仙山の大自然と、そこで活動する人々の姿をリアルタイムで写真と名文で描き、村づくりに励む人々のふるさと紹介(情報発信)を行っている、ホ−ムペ−ジ「弥仙山の四季」は、最高の記録作品である。